エッグ矢沢の世界一周ブログ

吉本興業を辞めた俺が自由気まま好き勝手に行く旅

【アジアの乞食】大道芸乞食から売春乞食までバラエティに富んだ乞食のディズニーランド【社会派ブログ】

押忍!エッグだ!

 

今、リアルタイムでは実はベトナムにいます。

前回の恋するホーチミンベトナムに戻ったのは二度目。

それとは別で、今はなんと三度目です。

おまえ次はアメリカ行くんじゃなかったのかよ!?というツッコミは無しで。

そのうちその理由も追って書いていきます。

 

そんなこんなで今回は恋するホーチミンはお休み。次週更新予定。

今回、僕ちんが書きたいのは皆さん大好き

 

乞食~KOJIKI~

 

について。

 

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日本ではホームレスとは呼んでも乞食とはあまり言いませんね。

乞食というのは放送コードに引っかかるのでテレビなどでは使えない言葉なのです。

厳密にいうとホームレスという言葉も、あまりよろしくないと吉本の芸人時代に教わりました。

でも今は吉本を辞め、自由の身なので好きな言葉を好きなだけ使えます。

 

乞食乞食乞食!!

 

ああああああああ!!!!

 

気持ち良い!!!!

 

僕は芸人としては、けっこう破天荒な事をした方でした。

 

・仕事を飛ばしたマネージャーを呼び出しツイキャスで生討論(後日、大問題に発展)

・売れっ子の先輩芸人と本気の大喧嘩(後日、謝りはしてないが和解)

・大阪西成の激ヤバなスポットをYouTubeで撮影(後日、上からの圧力でタイトルのみ変更)

・大嫌いなクズ先輩芸人が逮捕されたのを誰も触れないなかラジオやライブでボロクソに言う

 

と、まあ他にも色々な事をやりました。

 

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そんな僕であっても8年くらい、言いたい事も言えないこんな世の中じゃポイズン状態だったのです。

吉本を辞めた今、好きな事を好きに言えるってこんなに気持ち良い事なのかと実感しています。

 

そんな今回はルンペンこと乞食について書いていきます。

 

東南アジアを周っていると日本では見た事のないような乞食が沢山います。

小さい頃から乞食を見る度に、他人事ではない気がしていたのか乞食を見付けると見入ってしまう僕がいました。
そんな乞食ウォッチャーの僕が乞食について書いていきます。

 

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まず乞食大国のタイには手足が無い人などが路上で物乞いや、楽器の演奏や歌、子供の乞食などがいます。

タイの乞食の特徴して、何かしら人が興味を示す事をしてお金を乞うタイプの乞食が多いです。

タイの乞食は本当に色んなタイプがいて見ていて本当に面白い。

その光景は、まさに乞食のディズニーランドです。

見ていて飽きないまでいうと嘘になりますが、一芸や何かしら人に魅られる事を意識した乞食のプロ達です。

それだからかは不明ですが、タイの人達は乞食にもお金や食べ物を恵む姿を良く目にします。

ちなみに仏教的な考えで助け合い的な意味もあるとのことです。

 

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そしてベトナムの乞食はタイとは違い宝くじを売っています。

手足が無い人やガリガリ、ボロボロな服の人が宝くじを売り歩いています。

一応仕事をしているので、それが乞食だという事を最初はわかりませんでした

もちろん乞食ではなく普通に宝くじを売っているだけの人もいる可能性もあります。

しかしベトナム人に聞いたところ、宝くじ売りや行商タイプの物売りは乞食だということ。

宝くじも物売りのガムやティッシュなんかも必要無さそうなのに、買う人をちらほら見かけます。

これも仏教的なのかは不明ですが、助け合いの精神から来るものとのこと。

ちなみにベトナムの宝くじ売り乞食は、ある意味で大金をもたらす福の神にも成りえるのです。

これを言葉にするとしたら乞食アン・ドリームでしょう。

 

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他にも中国ラオスシンガポールなどでも乞食は見かけました。

ただ特にこれといった特徴は無く、上とも少し似ていたので省きます。

 

そして数は少ないですが勿論、各国ストレートに金をくれというだけの乞食もいます。
僕は、そんな乞食を見ると腹が立ちます。
おまえも歌うか踊るか、なんなら手足切るかしろや!と思ってしまうのです。

何かしらを与えようとする乞食と、何も人に与えず金だけを乞う乞食を僕は害虫と同じだと思っています。

そんな何もしない乞食と、なにかをして金を乞う乞食を一緒にしてもらいたくない。

そしてストレートな乞食ほどしつこい。
僕はそんなストレートな乞食は人間としての尊厳すら失くした人外だと思っています。

 

それでは次は乞食ウォッチャーのエッグ矢沢による

 

 

【乞食アワード】

 

 

を開催したいと思います。

乞食と詐欺師は似て非なる者なので、しっかりとしたガチの乞食だけをノミネートしました。

 

 

エントリーNo.1

20バーツ男

 

彼はサムイ島に現れたニュータイプの乞食。

上にも書いた何もせず金をくれと乞うタイプとは次元が違います。

それらの何もしないタイプの乞食は座ってひたすら待つか、周って無言でお金の入れ物を差し出してきます。

しかし彼はそんな無気力な乞食とは訳が違います。

ストレート属性の乞食ではあるのですが彼は人々に近付いては

「20バーツ!!」と手を2とグーにして言って周っているのです。

 

タイ語「イーシッバー!!」と言う彼は色々な所に出没します。

普通の乞食は夜店なんかの路上を周るのですが彼は違います。

普通にレストランの中にまで入ってきたりするのです。

店員に突き飛ばされても彼は諦めません。

そして金をあげないとタイ語で悪態を吐きながら去っていきます。

どこまでも鋼のメンタルの彼は、これだけでは終わりません。

 

基本は夜に出没する彼ですが一度昼間に見た時は勝手に白人のバイクの後ろに乗り、あっちまで乗っけてくれと頼んでいました。

他には僕が夜店で食事をし終わり支払いをしようとするも大きいお金しかなく、それを支払いお釣りが返ってきた時にたまたま彼は現れました。

そのお釣りの多さに彼は興奮しながら「60バーツ!!」と言ったのです。

彼は20バーツ男と呼ばれるほど20バーツとしての認知度が高い男。

その男が急に「60バーツ!!」と言った時は爆笑してしまいました。

 

YouTubeの動画で、こっちから逆に彼に近付いて行って「20バーツ!!」と言ったらなるかという動画を撮りたかったけど神出鬼没なので実現せず。

「乞食に乞食返ししてみた!」というタイトルまで考えてたのに残念。

 

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エントリーNo.2

宝くじエロ女

 

実はベトナムはコーヒー豆の生産地として有名な国なのだ。

そんなベトナムなのでカフェもめちゃくちゃあるし安くて美味い。

オシャレなカフェもあれば、路上のカフェやオープンエアのカフェが多い。

後者のカフェにいると外と面しているので宝くじ売り乞食が良く現れる。

彼らは買うわけない外国人にまで売ろうとしてくるも、首を横に振ればすぐに消える。

 

しかし普段のジジババ宝売り乞食とは違い、ボロボロの服でガリガリだが30歳前後の少し可愛い宝売り乞食が現れた。

彼女は宝くじを売ろうとしてきたが、僕はいらないと首を横に振った。

しかし彼女はしつこく買ってよ買ってよと言ってくる。

見た目も、しつこさも珍しいタイプだな~と思っていたら彼女は急にしゃがみこんだ。

僕はカフェの低い椅子に座ってコーヒーを飲んでいたのだが、その僕の足の目の前に座って上目使いで宝くじを売ってくる。

僕の足をツンツンしたりまでしてくるし少し気味が悪く、無視してスマホを見ていた。

 

そして最後は僕の股間までツンツンしてきたのだ。

 

え!?と思って彼女を見るとニタ~と口を開けて笑っていた。

彼女の歯は茶色ですごく汚かった。

彼女は宝くじ乞食の傍ら、売春乞食もやっているのかもしれない。

それより気になったのは彼女の話し方や表情的に、少し頭の弱い子だったのかもしれない。

もしそうだったんだとしたら、やりきれない気持ちになる。

サンダルも留め具がボロボロに千切れていた。

ただの自己満だが、もし次会う事があったらサンダルくらい買ってあげたいと思う。

その見返りに僕の股間をツンツン以上してもらう事になるかもしれない。

 

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と、今回は二人の乞食をピックアップしたが既に3000字を越えたのでここまでにする。

 

最後に僕はゴリゴリの差別主義者だ。

見た目や何かが違ったら別物として考えるのは当たり前だ。

最近の世の中は差別について、うるさい人権派のバカが多い。

例えば障害者を健常者と同じように扱えというのも、おかしな話だと僕は思う。

前に飛行機に車椅子で乗れる乗れない問題がニュースになった。

僕はこのニュースを見た時に、車椅子だからって飛行機に乗れないなんておかしいと思った。

 

でも例えば介助のためにスタッフが一人必要だったとしたらどうだろう。

その人のためだけに追加で一人スタッフが余分に必要になる。

それを無料で提供するのはどうかと思う。

それなら航空会社は車椅子料金として、しっかり前もって追加料金を提示しておくべきである。

そんな事をしたら差別になるからと世の中は車椅子の人にも優しいフリをする。

でも実際は飛行機に一人では乗せないといった酷い事をやっている。

だったら最初から乗れる乗れない、介助スタッフが必要なら追加料金としっかり明記できる社会になるべきだ。

 

そう明記した事を「差別だ!!」とか叫ぶ車椅子の人がいたら、僕は乗るな馬鹿野郎と思う。

車椅子だか知らねえけど、おまえみたいな奴がいるから車椅子の人の肩身が狭くなってんだよクソ!!と思う。

 

僕は車椅子の人がいたらドアを開けてあげたり、押してあげた事もある。

それは決して当たり前の事なんかではない。

普通に歩ける人だったら、押してあげる必要もなけりゃドアを開けてあげる必要もない。

しっかりと区別(差別)しているから僕は助けるのだ。

車椅子の人だけで話しているが、例えば車椅子の人に関していえば足が普通より弱いわけだ。

それなら弱い部分がある人がいて、自分ができる範囲で助けてあげようと思うわけだ。

 

ちょっとそこまでなら押してあげようと普通なら思うだろう。

でも、隣街まで車椅子を押してくれと頼まれたら誰だって断るだろう。

 

それと同じで飛行機だって車椅子の人のためにできる範囲がある。

その範囲を中途半端にするのではなく、しっかりと前もって提示しておけば問題なんておきない。

文句を言う奴がいれば「なら乗らなくて結構」と言えば良いだけなのだ。

 

最後に訳の分からない方向に行っているのでまとめる。

 

今回、乞食という言葉をあえて強調した。

 

それは差別は当たり前の事であって、絶対に無くならないもの。

だから差別を無くそうとしたり、蓋をするのではなくオープンにしていったほうが良いと僕は考えているからだ。

拒否していたって無くならないし、何も変わらない。

それなら受け入れた上で差別と一緒に生きていくべきだと思う。

 

差別される人がかわいそう!!

 

とか同情している人がいたら、ひとつ言っておく。

 

おまえはいつから差別されない側になったんだ?

 

そんな驕りが最も酷い差別だという事を胸に刻んでおけと僕は思う。

僕は別に驕りも何もなくストレートに差別はあって当たり前。

それを理解、受け入れた上で生きていこうと思っている。

 

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というわけで今回は社会派な最後になってしまいましたが、ずっと思ってた事が書けて良かったです。